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身近に探そう、生き方モデル

yukigassenn.jpg私は小学生のときに目標にしていた同級生がいました。それは近所のCちゃんです。Cちゃんは別に美人でもないし、すごく目立って勉強ができたわけでもないし、クラス一番の人気者でもなかったのですが、スポーツができてカラッとした性格で、そして何より小学生当時の私に無いものを持っていました。

ひとことで言えば、それは「負けない」ということかな。確かに私は学級委員などをやって目立つ部分もありました。ですが、自分が勝てるところでは積極的なのに、そうでないところでは本当に自信が無く、当時よく遊ばれていた「6モンス」という三角ベースボールでも、ちょっとルールが飲み込めないと誘われても混ざらなかったり、歌謡曲や流行の洋服など自分の苦手な話題になると、友達の輪の中に入って行けなかったり、皆が思っているよりはバランスが悪くて、ある面ではとても消極的な子供だったと思います。

それと、何か言われても反論ができない子供でした。

小学生のときに家から近かった仙石線の榴ヶ岡駅で「一人で切符を買ってホームにだけ入ってみよう」と思い、冒険のつもりで初めて一人で入場券を買ったのですが、(大人はそんな子供心に思いも寄らないから)駅員さんに「それは入場券だよ?ちゃんと乗車券を買いなさい!」と頭ごなしに怒られてしまい、誤解された悲しさで「本当はそうじゃないのに」と、一気に涙があふれてきて何を言うこともできませんでした。そして「中に入りたかっただけです」と自分の正当性をなにひとつ主張できないまま、しくしく泣いて家まで帰ってきたことがありました。。。今からは想像もつかないでしょ?(幼稚園じゃないよ?学校帰りに寄り道して一人で切符を買うんだから小学校3~4年以上だったと思います。)

でもね、Cちゃんは違うの。誤解されれば速攻「えー、違うよ、そうじゃなくて…」ときちんと主張するし、「違うよ?」と言われれば「あ、ごめん、間違えた」と素直で屈託ないし、知らないものは「知らない」と言うし、できないものは「できない」と言うし、それも考え込んだりうじうじせずに潔く言うの。なのに皆から嫌な顔もされず、いつも男の子からタイミングのいいジョークや気兼ねの無い突込みが入って追いかけっこが始まり笑いがあふれ、私はそれをいつもうらやましい気持ちで見ていました。

けれど私はあるときから本気で考え始めました。いったいどうしたらCちゃんみたいになれるんだろう?そしてそれからはいつもCちゃんを観察するようになりました。

よく見ているとCちゃんは本当に何も考えていないんだよね。すべてが自然、すべてが本音。そして何をやっても誰かにひどく怒られたり、変に思われたりすることがないように見えます。私なんか、よく母に怒鳴られたりしていつも人に対しては結構ビクビクしているのにな。そこで私は気がつきました。そうか。ビクビクするから余計に怒られたり嫌な顔をされたりするんだ。

そして想像してみました。自分がビクビクしているときと堂々としているときの周囲の気持ちの差を。そう思ってみると、自信を持って堂々としているほうが(例えそれが間違いでも)好ましく思える感じ?それにジョークも突っ込みも、この人には言っても大丈夫と思うから言えるのであって、言ってみていい反応が得られそうも無い人にはそういった働きかけはしないよね?子供は子供ながら、実に相手をよく見ているのだ。思い出して見ると、私は通信簿に「感受性が強い」と書かれた事があって、当時はほめ言葉と思っていましたが、今考えると先生の目からも少し不安定に見えたのでしょうね。

そうだ。堂々とするんだ。男の子達がジョークや突込みを入れたくなる人になるんだ。だってそれが私の憧れだもの。小学生なので目標というのも変だけど、転校して環境が変わったのもいいきっかけになり、そこからの私は「Cちゃんみたいになる!」と決めて、Cちゃんをモデルにして、何でもCちゃんの真似をして、Cちゃんみたいに言いたいことは言い、頑張って反論すべきところは反論し、いつでもCちゃんを意識しているうちに、なんといつの間にかCちゃんみたいなキャラが自然に身についてきました。

そして今は、もし友達がこの文章を読んだなら、「あんた、何、ウソ書いてんのよ?」と思わず突っ込みを入れてくる感じの私でございます(笑)

久しぶりに思い出した話だけど、中学生になった頃の自分には「あぁ、なりたい人になれたなぁ」といううれしさと満足感があり、最初は勇気が要ったけど、意識して真似しているとやがてそれが普段の自分になっていくのかな?と思いました。実際、今までに無い行動を試してみるのは怖かったけど、やってみると、あっけないほどに皆の反応はいつもと変わらず普通どおりなんです。そしてそうやって何度もトライしているうちに、段々加減がわかってくるんですよね。「あ、ここまではやっても大丈夫」みたいに。

なので「変わりたい」「自分を変えたい」ともしあなたが思っているのなら、ただ漠然とあこがれるのではなく、ものすごく身近な人の中にモデルを見つけて、意識してその真似をしてみるのもひとつの方法だと思います。最初は怖いよ?もちろん。一体なんて思われるか、とても不安だし。

でもきっと大丈夫。あなたが思うほどに周りの人達は、あなたの小さな変化に注意など払っていないから。だから今のうちに少しずつ手を打っていくのも作戦ですよね(笑)。

欠点もご批判も一杯あると思いますが、今の私のこのキャラクターは、欲しくて手にしたキャラクターでもあるので、私は今の自分自身がとても好きです。ある意味偏った自己愛かもしれませんが^^、自分が好き、ということは素直に相手のことも好きになれるということです。ちょっと変でも短所が目立っても相手を肯定して上げられるのは、いいところも悪いところも全部認めたうえでそれでもまず自分が自分を肯定できるからですよね。そして今思えば、初めて「客観的に見た自分」を強く意識したのも大きなきっかけであったような気がします。以上、今日は私の体験談でした。
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人材育成コンサルタント、プロコーチ、研修・講演講師 笹崎久美子の外部ブログ。
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