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笑いを取る

 
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ある人から「笑いに取るにはどうしたらいいんでしょうか?」と相談されました。営業のお仕事なのに、上がり症で口下手、しかも奥様相手に練習をしても、「一体何を伝えたいのかよくわからない」と言われてしまうそうです。職場の勉強会などでも「笑いを取りなさい」とよく助言されるようで、「でもどうしたら笑いが取れるのかわからない」というお話でした。


「え…笑い」ですか…。うーん、どうしたら取れるんでしょうね。相談者と一緒に考え込んでしまった私。笑い…笑い…”笑い”ねぇ。。。


何かヒントになる本はないものかと思い、その足で丸善に立ち寄りセールストークの本などを立ち読みしてみると、セールストーク関連の本て、なかなか実際のスクリプトが書いてあるものってないものですね。フレーズとして短文が載っている本はいくつかあるのですが、一例としてやりとりの流れを記述してあるものは、探した中ではありませんでした。自分のコールセンターの経験から言うと、口下手な人は自分で瞬時に内容を組み立ててスピーディにトークを作り出すのが苦手なので、心構え的な内容よりも例としてお手本が一杯あるといいんだけどな。(反復しているうちに段々様々な言い回しが身についてきます。)


なんて事を考えながらいろいろ手にとってページをめくっていると、

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和田裕美(ワダヒロミ)さんという方の「売れる営業に変わる本」という本に目が留まりました。フルコミッション(売れなけれ一銭も入らない)の営業で世界142支社中2位になり年収も3800万円の実績があったという方のようです。


その中にあったケムンパスの話が私の手を止めました。アポは取れるのに成約に結びつかない方のお話で、著者の和田さんは電話での雰囲気と風采の上がらない実際のご本人のギャップが大きすぎて、期待はずれの印象を相手に与えてしまうのが原因と見ました。そして外見の指導もさることながら、相手が自分に感じて思っていること自分でも口に出して「相手の共感を得てね!」と指導するのです。誰がつけたのかその方の社内でのニックネームはケムンパス。(←若者は知らないかも(笑)!)だったらそれを自ら名乗っていきなさい、とアドバイスします。「お電話でお話したケムンパスおやじです」と。


このセリフが場を和ませることが多かったらしく、作戦が功を奏したのか、その方はトップレベルの成績を上げるに至るのですが、この話を読んで私はそこにヒントがあるような気がしました。そうそう、”笑い”って相手が自分の思っていることを見事に言い当てたときに思わず出てしまいますよね。しかもそれはいいことではなく、どちらかと言えば「思っていても言えない事」だとさらに噴出しちゃいます。「私の話、随分しつこくて長いな~と思っているでしょう?」「さて皆さん、そろそろ眠くなってきた頃ですよね?」 そういえば私も自分の講座でよくこんなセリフを吐いてるわ^^


そっか~。相手が自分に対して感じているリアルなイメージを代弁してあげると受けるんだな(笑)。うん、そう、これだよ、これこれ!自分の短所をわざと口にだして見るといいのかも。じゃ、私の相談者の場合は、ひととおり話し終えた後に、「いったい何が言いたいかわからないでしょ?」と済ました顔で淡々と言えば…あ、確かにおかしくて笑っちゃいそうになるわ。


どこで見たのか忘れてしまいましたが、”笑い”というのは「優越感のなせるワザ」という一文を読んだことがあります。特に相手を蔑む気持ちはなくても、予想がはずれて相手が自分よりも劣った結果になると笑いが誘発されるというような事が書いてあって、「すまして歩いているのにコケてしまう」「消しゴム貸してと言われて放り投げたら手元が狂って誰かの頭に当たっちゃう」なんていうのは確かにみんなそうだし、コントや漫才のボケもその類かも。あ、野球の珍プレーもそうかもね!だったら、「オレって周りにはこう思われているんだろうなぁ…」と、思うところを自分で突っ込めばいいのかもね。…ということはだよ?まずは自分が周りからどう見られているか?それを自分で正確にトレースできていることが肝心なのかな。


また同時に、それが予想外であることも条件なのかもしれないね。当然そうなると思っていたところをはずす。こう来るぞ、と思っていたら全然別なところに落ちる。そうそう、先日参加したある販売系のセミナーで講師の方が、「私はこの商品に出会って、『なんてすばらしい商品だ!こんなことならもっと早く使っていればよかった!』…とは、全然思いませんでした。」と語り、場内の大爆笑を誘っていましたっけ。「思っていたことを言い当てられる」というのもある意味予想外で、それゆえにおかしくなってしまうのかもしれません。


さて、前述の和田裕美さんの本が結構面白かったので、私はそれをつい買ってきてしまったのですが、読めば読むほど、「これはある意味、優れたコーチングの本なんだ!」と感じました。自分に自分で気付いていく。気付かせる。そして直せるところは直した上で、どうしても修正不可能なその人の個性(元々持っている性格や雰囲気)を武器に変えて、売り上げに結びつく行動に変えさせていくところが、参考になるなぁと思って読ませていただきました。

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人材育成コンサルタント、プロコーチ、研修・講演講師 笹崎久美子の外部ブログ。
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