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★茶色いブーツと言われても

このコーナーは、私と母のちょっとした言葉の受取り方の違いで、
生じる喜怒哀楽をシリーズ化して書いています。


DSC_0586_w480.jpg



今年の春の話ですが、もうすっかり暖かくなったのに、
玄関の片隅にいつまでも私の冬靴が出しっぱなしになっていることを見咎めて、
うちの母が、「早くあの茶色いブーツしまってよ」と、
半ばブリブリしながら言ってきました。


え?茶色いブーツ?そんなのあったかな?


「ブーツならとっくの昔に片付けたけど?」


黒いロングブーツはもうしまってあるので、
取りあえず私はそう答えました。


「いえいえ、玄関にまだ出てますよ?」(←皮肉っぽい言い方)


「ブーツはもうしまったってば。黒いやつでしょ?」


「茶色いやつよ?」


「茶色いブーツなんて持ってないよ?」


このとき私の頭の中には、
茶色い革製のロングブーツが浮かんでいました。
持ってないもん、そんなの。


「あるじゃん、今も、玄関に!」


「どれよ?」


「じゃ、来てみなさい。」


二人で玄関に行って母が指さしたのが写真のブーツ。


ああああああ、これかーーーー!!


「ほら、見なさい。」(←勝ち誇る)


そかそか、これか。
写真は撮影用に移動したものですが、
確かに玄関の目立たない片隅に、
この靴がずっと出しっぱなしでした^^


「だから言ったでしょ?まったくあんたはもう…」
と、勝利宣言にも近い御小言をスルーしながら、
しかし、と、私はちょっとだけ考えた。。。


このブーツ、
人に伝えるときに「茶色いブーツって言うかな、普通?」


確かに色味は茶色である。母よ、あなたは正しい。
でもさ、私だったらそうは言わないと思うの。
たぶん、「ベージュの」とか、「バックスキンの」とか、
「ザラザラしている」とか、そんな言い方するんじゃないかな。
万が一「茶色」と言ったとしても、伝わってないと思ったら、
すぐにそのように言い直して、
相手の間違っていると思われるイメージを、
正しく修正するんじゃないかと思います。


この場合たぶん私には、
「茶色いブーツと言わずに白っぽいブーツ」と言えば、
一発明快だったかもしれないな。


うちの母と私は、
昔から「言った・言わない」の口論がすごく多くて、
なんでこう間違った認識を持つのだろう、と、
首をかしげることが多々あったのですが、
最近私はよーくわかってきました。


物事のつかみが根本的に違うんですよね。


私は予断のない状態で「茶色いブーツ」と言われると、
やっぱりよくある革製の茶色いロングブーツを想像しますが、
母にとってこれは「茶色いブーツ」以外の何物でもないので、
そういえば伝わると思うし、その一点張りでアタックして来るわけです。


また、私がすでに黒いロングブーツを持っていることもありますが、
私にとってこのブーツの外見的な最大の特徴と言えば、
バックスキンである事と、色が薄い事、そして丈が短い事なのです。
寒い日にスーパーやコンビニなど近所に出かけるときに履く目的で、
近場のホームセンターで黒かベージュの二者択一で買ったものなので、
「色が薄いほうがいいな」と思って選んだ記憶はあるけど、
茶色というつかみは今の今まで一度もしたことがなかったのです。
なので自分の頭の中では(いわゆる)ブーツとは全くの別物でした。


で。


これをお読みの皆様は、
年齢が高いから細かいところはよくわからないし、
娘とは感覚も違う、と思うでしょ?
それが案外そうじゃないんですよね^^


そこに気が付いた私は、
私と母のやりとりにはこの手の噛み合わない会話が、
意外に多い事がわかりました。


わかった結果、段々その場で「あ、噛み合ってない!」
と察しがつくようになり、
すぐに確認し直すなどの対策を取ったところ、
以前のような『言った・言わない』の口論は激減しました。


このシリーズではそんな私と母の、
日々の押し問答を書いて行こうと思います(笑)








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人材育成コンサルタント、プロコーチ、研修・講演講師 笹崎久美子の外部ブログ。
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