スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

親の背中

カッター


帰省してきた次男から、
向こうでカッターマットを探したところ、
近隣の店になかなか置いていなかった話を聞きました。


「うち(実家)でやっていることは、
ウチ(ひとり暮らしのアパート)でもやるんだよ。」
という会話をしていた中のひとつです。


私は20代から30代にかけて版下という仕事をしていたのですが、
これは印刷物を仕上げる一工程で、
カッターや専門の糊を使って進める作業なのです。
仕事をする机には常に三角定規、カッター、マット、
そして糊やセロテープ、ピンセットなどがあるため、
この環境と利便性や効率に慣れてしまうと、
自宅にもそれらがないとすごく不便に感じてしまうんですよね。


そのため若いころから自分の机の上には、
それらの用品類がすぐ手が届くところに置いてありますし、
茶の間や台所など、自分が何か手作業をしそうなところにも、
必ず置いてあります。


実はパートさんを採用して夫と自営でやっていた時期もあるため、
DTPの時代の流れで廃業した後はそれらを自宅に持ち帰り、
自分の周りの色々なところに置いていたというのが真相です。


紙を切るときに私はほとんどハサミは使いません。
カッターマットの上で定規を当ててカッターでカットします。
だってそのほうが圧倒的に早いしきれいだし、
それにきっと以前の仕事柄、
ハサミを使うという気持ちがそもそもないんだと思います。


ところが親のそんな様子を日常的に目にしていると、
そのスタイルって自然に息子にも移っちゃうんですねぇ。。。^^
なので思わずこう返しました。


「だいたい他の人は何かを切るときに、
カッターなんて使わないかもよ?
そういうところで、うちはちょっと変だから(笑)、
わかっていたほうがいいよ?」


「そうなんだよなぁ。
俺、友達の部屋に遊びに行ってもすぐに、
セロテープない?カッターない?とか聞いて、
普通にどこの家にもあまりなかったりするので、
え?と思っちゃったりするんだよね。」


そうなんですよね(苦笑)。。。
今はもう社会人として他県で働く次男ですが、
大人になって初めてそういうところに気づくわけです。


ですが逆に考えてみれば、
親が口を酸っぱしくて「ああしなさい、こうしなさい」
と言ってさっぱり身に付かないことも多いのに、
こういった生活習慣?とかライフスタイルのようなものは、
言わなくてもしっかり受け継がれちゃうのよね。
こういうところが<子供は親の背中を見て育つ>
と言われるところなのかな?って思います。


言葉と言うのは頭で考える論理的な符号のようなものですが、
モデルがある、モデルがいる、モデルを見る、といった、
目の前のリアルなお手本にはかなわないんだね、やっぱり。
それで得られる情報量も圧倒的に多いですしね。


先日は結婚したばかりの長男夫妻が帰省して来て、
先方のご家族と会食をしたのですが、
長男のカメラ、すごい、、、なんか高そう。。。
しかも「じゃ、写真撮りましょうか?」の流れになったら、
なんと三脚まで持参してるよー、いつの間に。


そこで思わず、
「あんた、これ、なんかすごく本格的じゃない?」
と言ったら、「俺、写真撮るの、好きなんだよね。」


うわ!!!
昨年から始めたFacebookが楽しくて、
その日のランチやデザートや、
出張先の風景やら看板やら何やら、
くだらないものまでいちいち写真に撮って、
アップしちゃっている私ですが、
それはやっぱり写真を撮ってみんなに見てもらうのが、
好きだからです。。。


そのときは彼に何も言いませんでしたが、
内心(うわー、長男にはこっちが移ったか~)と思いました。


親子関係でも、あるいは職場の上下関係でもそうですが、
子どもや部下は意外なところでモデルと同じように振る舞うし、
上の立場の人が「できていないっ!」と感じるところは、
実は自分が「できていない」ところなのかもしれませんね。





関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
最新コメント
管理人のホームページ
検索フォーム
プロフィール

笹ちゃん

Author:笹ちゃん
人材育成コンサルタント、プロコーチ、研修・講演講師 笹崎久美子の外部ブログ。
ホームページはこちらです。

カテゴリ
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。