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「怖い人」への接し方

怖い


今週はDiSCの研修でした。
3回シリーズで行う職場リーダー研修の2回目で、
①リーダーシップとマナー
②DiSC
③ティーチングとコーチング(部下指導)
の②です。


ここでも何度か触れていますが、
DiSCはいわゆるタイプ分けのようなもので、
D(主導)、i(感化)、S(安定)、C(慎重)の、
4つの行動傾向の強弱バランスで、
自分を知り相手を知り、違いを認めて、
職場の人間関係やチームワークを豊かにしていくものです。
(※詳しくはこちらをご覧ください)


そのときのメンバーの組み合わせに寄るのですが、
研修中によく話題になるのがDの強い人への接し方です。


Dは主導型で決断が早く行動力があり、
反対意見を克服しても物事をやり遂げる強さを持っていますが、
反面無駄が嫌いでスピードを求め、
相手の感情をあまり考えずに物事を推し進めるところがあります。


だから要するに「怖い」のです。。。
おっかない(これって方言?)感じの方が多いのです。


先週も終了後に、こちらに聞こえない向こうのほうで、
それが話題になっているようでした。
Dの話は受講者の中にDの方がいるときには出ませんが、
たまたまそのときのメンバーに、
Dの方がいないときには出るのです。


怖い=Dというわけではありませんが、
怖い人への接し方にはコツがあります。
それは自分も同じ「怖い人」のモードになることなんです。


皆さん、ミラーリングやペーシングって知っていますか?
ミラーリングとは相手の動作に自分の動作を合わせる事、
ペーシングは相手の話し方に自分の話し方を合わせる事で、
どちらも相手と信頼関係を築き意思の疎通をスムーズにする、
コミュニケーションの手法のひとつです。
(解説はこの辺にあります)


人は自分と同じコミュニケーションスタイル持つ相手とは、
ストレスなく会話ができるので意思の疎通を図りやすいのです。


「怖い人」は相手の感情をあまり気にしません。
そんな事よりやるべきことはやって欲しいから、
言いたいことはストレートに言いますし、
無駄が嫌いなので、丁寧な説明など一切せずに、
結論だけ短くズバッと言って来ます。
それが相手に恐怖感や不安な思いを抱かせているという事に、
思いがあまり至りませんし、
至ったとしても「怖い人」には関係のないことです。


なぜなら「怖い人」には、
やるかやらないか?できるかできないのか?
その白黒だけが重要なのであって、
結論以外の感情的な事柄は、
「怖い人」にとっては無駄であり余計な事であり、
話しを必要以上に長くする不要なものなのです。
ただそれだけです。相手に悪意はありません。
結果(結論)が得られればそれでいいのです。


例外もありますがたいていの場合、
「怖い人」は強い態度で相手に威圧的に接しようとか、
プレッシャーをかけてビビらせてやれ、とかは、
基本的に考えていないし自覚もないと思いますよ。
そこに気が回るくらいなら、
最初から「怖い人」にはなってないはずです。


だから「怖い人」を怖いと思う人は、
その怖い部分を自分に対する攻撃的な感情とは捉えずに、
完全にスルーして話を進める必要があります。
そこにひとつひとつ不安を感じて、
言いよどんだり言い訳先行になるから、
逆に相手が本気で怒るのです。
「怖い人」には話の中身だけを見て、
同じ強さで結論から先に短く述べるスタイルで接すると、
段々意思の疎通が取れてきます。


ですが、これがなかなかやりにくいんですよね。
こんな愛想のない物言いをしたら、
相手が腹を立てるのではないか?とまた気になってしまいます。
でも、ぜひ一度試してみてください。
こちらが思うほど相手はそれを気にしていないんです。


それと「怖い人」に進言したりダメ出しが必要なときにも、
すぐにその場で短くストレートに伝えてください。
「怖い人」に間違いを指摘するのは気乗りしないものですが、
発見したらすかさず「ここ違いますよ」と言った方がよいです。
するとあっけないほど「怖い人」は、
あっさり「あ、そう?」と言うでしょう。


私これ、山のように成功経験があるんですよね。
怖い人は事実が大事なので、「間違っている」という事実には、
他のどんなタイプの人よりも素直に耳を貸す場合が多いです。
そして意外にも、怒ったり言い訳したり繕ったりせずに、
結構よく対応してくれます。


多くの人は、他人から鋭く間違いを指摘されると、
恥ずかしかったり申し訳なく思ったり傷ついたりで、
「はい」のたった一言でその場を終えることができず、
言い訳や過ぎた謝罪や反論などの余計なトークを加えてしまいますが、
「怖い人」はその感覚があまりないので、話しが早いです。


またお断りも同じように、何も考えずにすかさずNOと言った方が、
「怖い人」の思考スタイルに合うようで、
私もあるイベントのお手伝いをしたときに、
人の都合も考えずにタイミングの悪い用事を言いつけてきた「怖い人」に、
顔色も変えずに「できません」と瞬時に即答したところ、
(本当は立場が上の方なのですごく勇気が要ったのですが^^)
その方は理由も聞かずに「あ、できないのね、ほんじゃねー…」と、
怒りもせずにできる人を探すためにすぐに私から離れていきました。
だいたいが、そんな感じじゃないかと思います。


先週研修中にそのようなエピソードを語ったところ、
Dの参加者の方から、「俺なら、それでもやれ!」って言うかも、
という意見が上がりました。なるほど。
そういうときはね、相手に畳み掛けるように、
「それじゃ期限を延ばせませんか?」とか、
「○○は省いてもいいですか?」とか、
ある程度の強い口調で交渉するといいらしいですよ。
つまり感情を抜いて、相手の同じペースと口調で、
事実(情報)の突合せをして結論を出していくんですね。


それでもゴチャゴチャ言ってくるときは、
私なら「私の事情は考えてもらえないんですか?」などと、
すかさずスピーディに言い返しますが、(これも経験則^^)
結果は保証しませんので、自己責任で試してみてね(笑)


人は鏡とよく言いますが、好意や反感は移るんですよね。
「怖い人」に対して、
怖い、苦手、キライ、嫌な奴とこちらが思っていたら、
その時点で、両者はうまく行くわけがないんです。


たとえ相手が怖くても威圧的な人でも、
そこを「悪いところ」と思わずに、
感情抜きで事実だけに焦点を当てて接するのが、
「怖い人」への思いやりであり、本当の「相手目線」であり、
効果的な接し方なのではないかと思います。








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人材育成コンサルタント、プロコーチ、研修・講演講師 笹崎久美子の外部ブログ。
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