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不満は二の次

不満


色々な担当者さんからお話を伺うと、
「そこを外部の方からなんとか指摘してほしい」
という言い方をよくされます。



対人スキルのある方から見ると、
「リーダーが頭ごなしに人を怒るのはいかがなものか?」
と思いますし、
「どうして人を褒められないんだろう?」と首をかしげますし、
ポジティブな人から見れば、
「うちの社員は何事に対しても後ろ向き」とか、
「チャレンジ精神に欠ける」とか、
リーダーさん達や社員の皆さんに対して、
不満が出てくるのは仕方ないと思います。


ですがたまにふと思うのは、
その気持ちのまま相手に関わっていると、
うまく行かないことも多いんじゃないか?と思うことです。


先の記事ともリンクしますが、
人はね、やっぱり「どうしてこの人はこうなんだろう」と、
自分に対して暗に思っている相手には、
素直に従いたくないし心を開きたくないし、
できれば関わりたくない気持ちは誰でもあるんじゃないでしょうか。


また、人の感覚や価値観ってすごく個人差があって、
私なんかは誰かのお手伝いをして、
人に喜んでもらうことがすごく好きなのですが、
そこが全くモチベーションにならない方もいらっしゃいますし、
仕事に対しても、「楽しい事なんてひとつもない」
「働くのはただ収入のため。だから本当は働きたくない」
という方もいます。


私も以前は、そんな後輩達を見ると、
「いったいなんでそう思うんだろう?」と、
批判的な気持ちになったりしたのですが、
それがね、実は育成や指導の障害になっていたんだよなぁ…と、
今は思うこと、多しです。
指導する側はされる側の味方になってあげないと、
指導ってうまくいかないんですよね。


というのも、指導の基本は、
相手の人が「この人のいう事なら聞いてもいい」と、
まず思ってもらえる人関係づくりが最初の一歩だと思うからです。


もちろんたいての方は、先輩や上司や育成担当者など、
いわゆる指導者の言う事は聞きます。
必要に応じて努力もするし工夫もします。
ですがその人達は逆に「指導」の大きな必要がない人達です。
敢えて「指導」などなくても、
自然に成長していける人達なのだと思います。


そう考えてみると、リーダーや指導担当者の頭を悩ませているのは、
そうじゃない人達であり、その人達の多くが、
リーダーや指導担当者とは違う感覚と価値観を持っているんですよね。
ところがそこにNOの気持ちを抱いていると、指導がうまくいかないという、
とっても矛盾した構図になるかもしれません。


人の育成や指導に関わっていると、
その人が今なんでそう思うに至っているのか、
相手の方が辿ってきた道のりにとても興味が湧いてきます。
というのも、そこで感じた欠落感を満たしてあげないと、
豊かな気持ちに慣れませんし、
前に進もうという気も起らないからです。


だから、相手に肯定されるってすごく大事なんですよ。
コミュニケーションも意思の疎通も指導も育成も、
すべてそこがベースの気がするんですよね。


なので、自分のところの社員やスタッフの方の、
指導や育成に悩んでいる方は、
相手の方を変えたい、変わって欲しいと思う前にまず、
その方のあれこれを否定せずに、まずじっくりお話を聞いてあげて、
承認の水やりから始めてみるとよいと思います。
そうすると見えてくることもたくさんありますし、
共感できる部分も増えるはず。そこからだと思います。


そう、不満は二の次なんですよね。
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