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面接は名回答より即答即応

 

 

mensetsu.jpg
昨日まで就職に関する研修のお仕事だったのですが、
そこで感じた個人的な事柄を一点。

 

面接の場では緊張してしまいがちなので、
思ってもみなかった質問を投げかけられると、
頭が真っ白になってしまい全く言葉出てこなかったり、
言いたいことがうまくまとまらずに途中で言葉が詰まったりするのは、
とてもよくあることだと思います。

 

それだけならまだいいのですが、
うまく答えられない自分に大いに焦ってしまい、
思い切り「素」の状態に戻って、
慌てている感じがそのまま出てしまうような振る舞いや、
身動きさえもできないフリーズ状態など、
後で思い返すと自信喪失で落ち込んでするようなことが一杯ありますよね。

 

なぜうまく言葉が出ないかというと、
真面目にきちんと回答しようと思っているからで、
その気持ちが、
もしかしたら頭に浮かんでいる自分の言いたいことに対して、
無意識のうちに次々とNOを出して、
勝手に言葉の候補を次々と選択肢から排除しちゃっているからかも、
しれません。

 

ですが面接担当者の立場に立ってみると、
その人を知るために手掛かりって、
実は一刻も早く欲しかったりするんですよね。

 

そしてそれは(自分としては)、
回答内容の良しあしよりも優先順位が高い時が多いんです。

 

私は面接を行った経験もたくさんあるんですが、
面接担当者ってその人を知るためのヒントがやっぱり欲しいんですよ。
だから限られた時間内に様々な角度から質問をして(情報収集)、
「この人ってこんな人かな?」という心証を固定させていくわけですが、
そのためのコミュニケーションがテンポよく取れないと、
すごくやりにくいんです。情報も豊富に得られないし。

 

だから自分の個人的な気持ちとしては、
たとえ名回答でなくても、すぐに答えが欲しいし、
問いかけには反応して欲しいし、
何でもいいから(←ここ大事)声を発して欲しいんです。
つまりそれが二者間のコミュニケーションの原点でもあるから。

 

そこでちょっと考えていただきたいのですが、
回答者が思わずフリーズしてしまう質問ってどんな質問でしょう?
たとえばこんな感じじゃないでしょうか?

 

「あなたはこの会社に入社して5年後にどうなっていたいですか?」
「この仕事を通して何を実現していきたいですか?」
「この仕事にとって必要な能力は何だと思いますか?」

 

入社したくてそれだけを目標に資格を取ったり勉強したりしてきたのに、
いきなり5年後を尋ねられたり、将来的な目標を問われたり、
価値観を聞かれたりするのですから、心に準備がないと、
たいていの人が「えー!!!この場合は何をどういえば正解なの?」
と思ってしまうと思います。

 

でもね、それは間違い(笑)
正解のある質問なんて面接官はしないですから!
だって履歴書見ればわかるような経歴や資格や趣味、得意学科なんて、
単なるデータでしかないんだから、
いくら聞いたってその人の人柄まではわかりません。

 

それよりも、その人が自分で考え自分の言葉で語る、
その人だけのトークが欲しいんです。
つまり正解はないし、極論で言えばどんな回答でもいいんです。

 

私の個人的な感覚としては、
あなたの好きな言葉は?と尋ねて、
4字熟語やことわざを必死に考えても思い浮かばずに絶句されるよりも、
頭に浮かんでしまったらそれをその通りに素直に言葉に出して、
「浪花節だよ人生は、です」とすぐに反応があったほうが、
ずーっとポイント高いです。
たとえちょっと変でも可笑しくても、即答のほうがポイント高いんです。
全く個人的な感覚ですが、即答は内容の是非を上回ります。

 

だからあまり考えずに、浮かんだ言葉をそのまま伝えて欲しいんです。

 

    *    *    *    *    *    *

 

そうは言ってもなかなか浮かんでさえ来ない方もいると思います。

 

そんなときには、
まずは「ハイ」と一度反応してから考えて欲しいなって思います。
たとえ「ハイ」だけの返事でも反応がすぐに得られると、
質問した方は結構満足するんです。
「すぐに浮かばないなら待ってあげようかな?」という気持ちにもなります。

 

または、言葉を繋げてまともな文章にしようとせずに、
単語に「です」をつけただけの短い回答でもOKです。

 

「あなたのこの仕事での夢は何ですか?」
「はい。実績を上げて支店を増やして、えーと…(ここで先が繋がらずに絶句)」
と無言状態に陥ってしまうよりも、
「はい。実績を上げて支店を増やすことです」
とそこで短くまとめてもらった方がわかりやすくて伝わりやすいですし、
それでよくわからなければ、面接官のほうが勝手に色々聞いてきますから、
シンプルにまず答えて、次の質問に身を委ねてみるのも方法だと思います。

 

あるいは、「少し考えてもいいですか?」と、
了解を得る第一声を取り合えず発して(反応して)、
そこで時間を稼ぐと言う方法もあります。

 

こういったちょっとした工夫や小技だけでも、
印象がぐっと違ってくると思います。

 

面接は選抜試験ですが、実はコミュニケーションの場でもあります。

 

だから相槌や頷き、返事、などの「反応」が非常に大事だし、
質問に速やかに回答する事も大切だし、
それに何より、受験者が面接官を信頼して、
肩の力を抜き適度にリラックスして共感を得るような話をしてくれれば、
面接官のほうも心を開いて、ジョークを言ったりしてくれると思います。
そう、つまりこれってコミュニケーションの基本なんですよね。
相互信頼なんです。

 

面接と言うと「評価される場」「選ばれる場」という意識が強く、
目上の立場である面接官に対して、
神様のように畏れ多い感じで接する方いらっしゃいますが、
それって実は、自ら相手に対して、
距離を置き過ぎてしまっていることでもありますし、
自分の内面をなかなか見せてくれない固いバリアを感じてしまい、
「なんだかあまり人柄のよく見えない人だな~」と評価の対象から外す事も。
適度に自己開示してくれる人のほうに好感を持つことも多いんです。
(もちろん「適度」が大事ですよ!ここを外すと常識のない人って思います)

 

なのでここは少し思い切って、
自分にダメ出しをせずに即答即応を心がけてみるのも、
有効だと思います。

 

即答即応できない質問ほど、正解のない質問なので、
対人スキルを要求される業種ほど、回答内容の良しあしよりも、
きちんと回答できるかどうかの能力のほうを見ていると言っても、
過言ではないでしょう。

 

異論・反論もあるかと思いますが、
あくまでも個人的な主観で書いてみました。
なのでこれは「面接対策講座」ではなく、
笹ちゃんの気まぐれエッセイと思ってください^^

 


 

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非公開コメント

かなり共感できます^^
さすがですね^^
レスポンスの速さは 機転が利くかどうかにつながりますね。
なにかトラブルが起こったときの対処というか、
センスというか(言葉にしにくい><)
あと、加えるのであれば
同じ会社で働く仲間になる人なのですから
その人の人となりを知ることは重要だと思います。
ある程度配置が決まっている採用の場合は特にです。
人間的にいい人だけど、仕事の詰めが甘く仕事が遅い人
あまり協調性もなく、嫌味ばかり言うけど仕事はできる人
せっかく採用するのなら、できるだけいい人で
仕事ができる人がいい。
加えて言うなら多少の無理もきく人がいい。
資格や経験もそうだけど、なによりも必要なのはモチベーション。
私の場合
「うちの会社、やりがいもあってとってもいい会社ですけど、結構ハードですよ。」
なんて釘を指す場合もありました。
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