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ギスギスしない家族

 

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私の夫は夜勤のある仕事なので、
たいてい朝に帰宅します。

 

私はその時間帯にはすでに出かけている時が多いのですが、
あるときヒーターの灯油が切れそうだったので、
たまたま朝の外出前に満タンにして出かけたところ、
入れ違いに帰宅した夫に、
「家に帰ってきた時に灯油が満タンなのは本当にうれしい!」
と言われたんですよね。

 

その時は「あらそう?」ぐらいで終わったのですが、
不思議な事に次からは外出するときに必ずそれを思い出すんですよ。

 

で、「確かにそうだよなぁ…」と思って、また入れておく。

 

心理学とか脳科学とか、
そちら的に何かの理由があるのだと思いますが、
不機嫌な表情で「なんで入れておかないんだ!」と言われるよりも、
相手が心から喜んでくれたほうが、再びそれを実行する確率って、
すごく高くなると思うんですよね。

 

そう気が付いてから私は、
自分が仕事で忙しい時でも、
家族が喜んで自分のために家事を手助けしてくれるように、
(ここ↑↑が私のズルイところ(笑)!)
普段から、母や夫が自分にやってくれることに対しては、
いつも以上に、「ありがとう」「助かってる!」
「自分が仕事を続けていけるのもお母さん(お父さん=夫)のお陰!」
と心をこめて(多少演技(笑))と言うようになりました。

 

そうすると、帰ってきたら台所のストーブが付いていたり(母)、
遅く帰宅すると洗濯が終わっていたり(夫)、
自分を取り巻く家族のサポートがどんどん増えて行きました。

 

それに対して自分も、母の起床前に茶の間を暖めたり、
夫の出勤前に車のエンジンをかけておくなど、
「喜んでくれるだろう」という気持ちがベースになって、
面倒な気持ちなど一切なくシャカシャカ体が動くようになりました。

 

    *    *    *    *    *    *

 

夫と二人でやっていた自営業の廃業やそれに続く夫の幾度かの転職、
かなり最近まで感じていた母との相性の悪さ、
それに子供達のあれこれなど、
お互いがお互いを「それってどうよ?」と思う事柄が一杯で、
口を開けば相手への非難や不満が出てしまい、
少し前まではギスギスしていたうちの家族ですが、
今は誰もが仲良く、笑顔をと思いやりで幸せな毎日に変わりました。

 

考えてみれば、今までの私は、
「あなたがこうだから、私がこうなる」「そう感じるのはあなたのせいである」
と、自分が何かを嫌に思ったり、何かを嫌悪するのは、
相手に原因がある事なのでそれが当然だと思っていました。

 

その考えは今も間違っていたとは思いません。
相手の言動が(または相手の習慣や短所そのものが)、
自分に不快な思いをさせるのであれば、
それに不満や腹立ちを抱くのは当然だと思います。

 

なので、その状況を自ら変えようと思ったことはありませんでした。
だって「相手が悪い」んですから(笑)。
(そんなのあなたのほうから変わってよ、です^^)

 

でもね、「相手が悪いから今の自分がこうだ」と思い続けていることは、
逆にそこからの脱出を本気で願っていない事になるんですよね。
本気で嫌だと思ったら、どうにかしようと思うはずです。

 

なのに、
「そのためにはこんな風にすればいいですよ?」ともし言われたとしても、
たぶん自分はやらないと思うんです。よく考えたら、
全てが解決して相手が悪者じゃなくなる状態ってどう?と想像してみたら、
なぜか「それは嫌だ」と思ったんです。冗談でしょ?と思いました。

 

ってことはだよ?
「誰かのせいで自分は今こうである」と思っているのは、
そのほうが無意識に居心地がいいからなんですよね。
「私=非はない 相手=非がある ⇒現在はその結果」
と思っているほうが、自分の優位性を保てるし、
それゆえに気持ちが安定するし、
無意識の居心地の良さを感じとっているのかも。

 

だからそういうのって、
結局、自分がそれを「よし」として、
自分で選択して知らないうちに、
自分が望んでやっていることなんですよね。

 

だけど、ふとした偶然で(たとえ自己都合のズルイ理由であっても)、
自分の行動をちょっと変えてみると、
相手もどんどん変わって来るんです。

 

これは本などで仕入れた聞きかじりの知識を言っているわけではなく、
我が家で実際に起こった事と私の本音を偽りなく書いているものです。
そして自分のリアルな成功体験でもあるんです。

 

一点、ここが巷の本と違って自分らしいな~と思うのが、
私は決して自分の今までを反省して改心し、
これからは家族を愛して行こうと決意してやったのではないということ(笑)。

 

だって無理じゃん、そんなの。
「この人っていったい何でこうなの?」と眉をひそめたり腹立たしく思ったり、
埋められない価値観の大きな違いを持っている水と油の相手に対して、
手のひらを返すように優しくなんてできないです。
そんな相手と居たら、ギスギスしないほうがおかしいです。

 

私は、自分が忙しい時にホイホイと家事や諸事雑事を手伝って欲しいから、
そのためにもいい気分になってもらおう、というあざとい気持ちがあり(笑)、
完璧に自分のためだったから抵抗がなかったんです。

 

でもね、どんな理由であっても、
行動を変えると言うのは結果を変えることなんですね。
そして相手が変われば今度は自分も変わっていくんですよね。

 

だから私は、相手を好きになれずに自己嫌悪してループするよりも、
たとえ口先でもよいから、行動を変える方が先だと思うんです。
心はその結果に後からついてくるように思います。

 

    *    *    *    *    *    *

 

家族の関係が好転してくると、
承認の好循環が起こり始めるんだね。

 

相手を褒めたり、気を配ったり、助けたり、許したり。

 

そうなってくると
逆に言いにくいことでも相手にきちんと伝えられるようになり、
言われた方も「聞く耳」ができているので修正を受け入れてくれます。
負の連鎖ではなく正の連鎖が起こるんだなぁ…とつくづく実感。

 

なので、
そうなるためのキーマンは常に自分。
そのための鍵を持っているのは自分…
そう意識する事で誰もが、
家族を変えていける力を持つのではないかと思うんです。

 

ご家庭がギスギスして苦悩している方は、
ぜひ試していただきたいと思い恥ずかしながら書いてみました。

 

状況を変えるトリガー(引き金)を自分が持っているとわかったら、
家庭だって職場だって、そして「たったひとり」だって、
周囲を変えていけるのだと、この頃は確信しているんですよね。

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