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水加減論争~本気で関心を持つ~

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この頃、同居している母が、
「お米が固くて食べられない」
「今日のご飯は固くてまずい」
と、再三言ってくるようになりました。

 

結構頻繁にご飯のたびにそう言われるのですから、
決して愉快な気持ちではありません。

 

「いったいどんな水加減にしてるの?」
と疑わしげに聞かれたので、
「いつもこの辺だよ?」と答えると、
「あー、それじゃ固いわ、もっと水加減増やして。」

 

え。。。

 

以前もご飯の水加減にしょっちゅう文句を言われたことがあって、
その時も同じ流れで「ここ」と言ったら、
「それじゃダメ!だからいっつも軟くてベチャベチャしているんだわ」

 

3合炊くのに「3合」の目盛に合わせて、
「それじゃダメ。ひとつ上にして。」と言われたので、
それからずっとその通りにしていたのに、
今度はそれでまた「それじゃダメ」ってどういうことよ?^^

 

この論議はそのあともしばらく続き、
毎回結局平行線。

 

でもね、ご飯のたびに批判的な事を言われるのは、
いくら実の親子でもやっぱり精神的に辛いのよ。

 

反発心旺盛だった若いころと異なり、
今は随分素直にリクエストに応えていると思うのだけど、
何をどうやってもなかなか「これでOK」が出ないので、
さすがに段々どうでもよくなってきます。

 

ですが、あるとき、ふと気が付いたんです。

 

私、本当に心から、
お母さんのご飯のおいしさを願っているかな?って。

 

で、思ったんです。

 

言われたことはやる。
リクエストにはすぐに応える。
でも私、お母さんが炊きたてのご飯を食べて、
心からおいしいと思って満足した気持ちになって欲しいなんて、
今まで一度も思ったことなかったなぁ…って。

 

そうか「こころ」が足りないんだよな。
それを母は敏感に感じ取っているんだよな。

 

こころから本当にそう願うってどういうことなんだろう。

 

そうだ!!!
聞けばいいんだよ、マメに確認すればいいんだ!

 

なのであるとき、尋ねてみました。

 

「今日は目盛のここにして炊いてみたんだけど、どう?
やっぱり固い?」

 

「うん、いいけどもうちょっと柔らかい方がいいかな。
その少し上ぐらいだといいかも。」

 

翌日。

 

「昨日言われたぐらいの水加減にしてみたんだけど、今日はどう?」

 

「あ、今日はちょうどいいよ!
今度からこれにしてくれるとうれしいね。」

 

以後、うちの母は、
「ご飯が固い」とは一切言わなくなりました。本当です。

 

うちの母の不満は、
たぶん「ご飯が固い」ではなかったと思うんです。

 

娘が自分の食事に対して、
思いやりや気配りをしてくれないことに、
無意識に腹が立っていたのかもしれませんね^^

 

(「いい」と言ってくれた水加減だって、
「固い」と言った時のものと同じかもしれないんです。)

 

そうだ、私、
本気で関心を持って「こころ」から願う気持ちに欠けていたわ。
それじゃ、不毛の論議になるのも当然だね。

 

そんなことに気づかされた一件でした。

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非公開コメント

おはようございます。
人を思いやるとは、そうした事なのですね。
参考になりました。

【米田さん】
コメントありがとうございます。
私も自分自身で同じように感じて、
今まで足りなったなぁ…と思いました。
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人材育成コンサルタント、プロコーチ、研修・講演講師 笹崎久美子の外部ブログ。
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