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「変わる」ということ

 

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「変わらなきゃダメだよ」という人に限って頑固な人が多い、と思う。
新しいものを見つけて関心を持ち、
意欲的に取り入てスタイルを変えていくのが、
「変わる」ということではないと思う。

 

 

先日、ある人から愚痴を聞かされました。
それはすごい速さで姿を変えていくインターネットに関してで、
「わかっている人はそりゃいいけど、自分はそういうのは詳しくないし、
『今度からこうなりました、ハイ、使ってください、
わからないときには電話してください』ではあまりに不親切だし、
ちょっとそういう話ってないんじゃないの?と、腹が立つ。」
というお話でした。

 

 

わかります、その気持ち。
ただ同じ感覚を持つ方にいつも感じるのは、
苦手意識から来る嫌悪感だったりするんですよね。

 

 

そんなとき私はふと、FAXが導入され始めたあの頃は、
みんなどんな感覚だったんだろうなぁと思うんです。

 

 

私が当時勤めていた会社で初めてFAXが入ったのは、
二十歳ぐらいのときだったと思います。
原稿を持って行かなくても会社にいながらにして入校できるんだ!
そんなうれしい思いと共に、
他の同僚達と初めての送信を息を飲んで見守った覚えがあります。
先方から「届きました」の一報が入った時には、
皆で「おー!」と拍手なんかしちゃったりしてね。

 

 

そして時代は変わり、
大きな会社では誰もが自分のアドレスをもらって、
メールが通信手段の主流になっています。
パソコンをあまり使った事がない人も苦手な人も、
入社したらやらないわけにはいきません。

 

 

また広告の手段も様変わりして、
今やインターネットは紙やテレビ・ラジオに取って変わる媒体になりました。
だからもう、好き嫌いの問題ではなく、
仕事をしていくのに必須と言ってもいい手段だと思うんです。
売上のためには無視できない存在と言ってもいいかもしれません。

 

 

なのに、「苦手」「好かない」「よくわからない」という理由で、
拒否感の強い個人事業主の方がとても多いんですよね。
FAXのときにはそんなこと全然なかったと思うのに、
携帯電話やパソコン、インターネットなどになると、
仕事で必要かどうかを検討する前に、
まず背を向けて来た傾向があるかも?

 

 

きっとこれらはFAXなどと違い、
個人や若者の文化とリンクしているところもあるので、
「人」としての優越感や劣等感が起動しやすく、
その一点で勝ち組と負け組が分かれてしまったのかもしれませんね。

 

 

    *    *    *    *    *    *

 

 

それでふと思い出した自分の話がひとつあります。

 

 

実は私、あまり身なりには構わないほうで、
おしゃれにもさほど関心がなく、
他の人から「もっと明るい色の服を着たほうがいいよ?」
「頬紅は塗ったほうがいいよ?」「髪を伸ばしたら?」
「その口紅、もっと鮮やかなほうがいいんじゃない?」
などと言われる度に、大きな反発を感じていたんです。

 

 

だって、「もっと○○したほうがいい」という言葉の裏には、
「それじゃダメ」の意味が含まれているわけですから、
腹も立ちますし、余計なお世話とカチンと来たりします。
それに元々関心がないので、センスもないし流行もわからないし、
「○○したほうがいい」は、私の劣等感を刺激するのかも。

 

 

でもある日、ふと思ったんですよね。
「あなたどうなりたいの?」と自問自答したんです。

 

 

そして、
「プロコーチになりたい、研修講師になりたい、それで食べていきたい」
と思うなら、自分の好き嫌いよりも売上が上がる方法を最優先すべきでは!
そのときそう思いました。

 

 

プロであるなら、ちょっとでも収入につながることは喜んでやるべきだし、
自分の感情でそれをやらないのはまだまだ甘さがあるのでは?
そして「私はお洒落に興味ないから」と言って人の助言を受け入れないのは、
目的意識に欠けている証拠だ!って思ったんですよね。

 

 

それからは、ファンデーションを変えて頬紅も塗るようにして(笑)、
口紅は彩度を上げてマスカラも付けるようにして、
明るい服を着るようになったんですが、それはやはり売上が欲しいからです。
「見かけも大事よ?」という先輩達の助言があったからです。
(でも依然として、やっぱりおしゃれではないんですけどね^^;)

 

 

    *    *    *    *    *    *

 

 

それで思ったのは、「変わる」ということは、
嫌いなものを受け入れることであり肯定することであり、
自分が自分であるための愛すべき根拠さえも捨てる、
ということでもあるんですよね。

 

 

「私のよさはここにある」と感じている部分を否定してみる、
自分の得意な事を、逆に「それが欠点では?」と疑ってみる、
苦手な人と仲良くなる、苦手な事に触れてみる、
嫌いな人やものを認めて肯定する、
絶対無理!と思っていることを、「できる」と信じてみる…

 

 

よく、コーチングの研修やリーダー研修をすると、
「他人を褒めることがどうしてもできない」
「自分は他人にそんな風には振る舞えない」
という意見が出るのですが、
長年精査されてきて効果があると言われていることは、
マネージャーさんやリーダーさんであるなら、
できる努力をすべきだと思うんです。
それが本当の「変わる」ということだと思うんですよね。

 

 

「苦手」「嫌い」「納得できない」→だからやらない
というのは、職場のマネジメントよりも自分を感情を優先していて、
目的意識に不足があると思うんです。

 

 

    *    *    *    *    *    *

 

 

いつもの私よりは少し辛口になってしまいましたが、
「変わらなきゃダメだよ」という人ほど、
根本的に変われない人が多いと感じるエピソードが最近あったので、
今日は少し「変わる」について触れてみました。

 

 

「変わる」ということは怖いです。不安もあります。
そして長年抱きしめて来たアイデンテティを捨てることで、
敗北感を感じる時もあります。

 

 

それをよく知っている人ほど、そう簡単に「変わらなきゃダメ」とは、
言わない気がします。

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