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コーチング/シンプルにとらえる

 

simple_ni_toraeru.jpg

昨日はICCのアドバンスドラボラトリー(という名前の勉強会)でした。

 

ICCというのは、Institute for Career Coachの略称で
世間でいくつかあるプロフェッショナルコーチ養成プログラム(民間講座)
のうちのひとつです。

 

私のプロコーチ認定資格はこのICCで取ったものですが、
どの会社、どの団体のどのプロコーチ養成講座でも、
たいてい資格の更新制度があって、
「取ってオシマイ」というわけにはいかず、
クライアントの数や勉強会への参加時間、
そして自分でも実際にクライアントになって、
プロコーチからコーチングを受けた期間などが、
資格更新の条件になります。

 

私は残りの受講時間があと7時間だったので、
今回の勉強会をそれに充てようと思い、
早速参加してきました。

 

講師は福岡/アニメートエンタープライズ社の野津コーチ(社長/男性)。
野津コーチの勉強会は本当に久しぶり。
私達のICC20期はこの野津コーチ(福岡)と、
谷田コーチ(東京/ラーニングキャビネット合同会社/女性)が、
メーンの講師だったのですが、今はなかなか会えません。
そのためもあってか、今回は野津コーチを目当てに、
会場の(有)アライブ・ワンにはいつもより多くの人が集まりました。

 

さて、昨日のロープレでは大きな反省事項があって、
いつも以上に自分の癖を意識させられました。

 

それは、「シンプルにとらえる」というコーチングスキルなのですが、
ロープレで組んだコーチ仲間、Oさんのテーマが、
「もっとニュートラルになれる人になりたい」というものだったため、
つい無意識のうちに、ぶわ~っと色々な事を考えてしまったんですよね。

 

この場合のニュートラルというのは、
コーチとして無色透明中立であることで、
コーチが自分の固定観念や価値観、感情から、
切り離されている状態を言います。
コーチはよりよいコーチングをするために、
ニュートラルであることが求められているわけです。

 

ところが、相手の方がなぜそれをテーマに選んだのかをヒヤリングしていくと、
前の職場での自分の経験と重なるところがたくさんあったんです。

 

それは自分のコーチングを勉強するきっかけのひとつでもあったので、
共感を覚え心情がよく理解できたまではよかったのですが、
私自身はそれに対して、
コーチングとは別なところに回答を見出したという経緯があったため、
ものすごく複雑な気持ちになってしまったんですね。
この「複雑」は、ビミョーという意味の複雑と、混乱した思考回路の複雑と、
両方の意味です。

 

そのため、相手にとってストレートでピントの合った質問をすることができず、
終了後に「来て欲しいところに来てくれなかった」という感想をいただきました。

 

確かに(笑)。。。

 

相手役のOさんは、
ニュートラルな自分になるために、
すでに自分自身に対して取っている対策があり、
「それを聞いて欲しかった」のだそうです。

 

そしてもし私が、「今、そのために何をしていますか?」と尋ねたら、
「○○をしています」と答え、さらにそこから広げていってもらえれば、
「自分としては何かの気づきやヒントが得られたように思う」とのこと。

 

う~ん、なるほど~!

 

実は私のほうでは、一瞬のうちに自分の考えや経験則が呼び出されて、
(それは時間を要する困難なことで、一朝一夕では解決しない)
という認識が心の奥底に強くあったため、
相手役の方が何かのいいアイデアを思い付いてすでにトライしているとは、
全く思いもよらなかったのです。
この時点で、私も”ニュートラル”じゃないですよね^^

 

そしてそれはまた、自分の興味関心の非常に強いところでもあったため、
なおさら、自分の中に余計な思考のプロセスが、
多重に起動しちゃったんですね^^
うーん、ダメだなぁ、まだまだだ!!と思った瞬間でした。

 

時間中に、講師の野津コーチから参加者に問題が出されました。

 

「ゾウを冷蔵庫に入れるための3つの手順は?」

 

あ~!!なんだっけな~、これ、確か有名な問題だよね。
一度どこかで見たのに、正解を忘れちゃったよ。

 

ということで、正解は、
(1)冷蔵庫のドアを開ける
(2)ゾウを入れる
(3)冷蔵庫のドアを閉める、です。

 

うわ、やられた!そうだった!思い出した!

 

これは大きいゾウを小さな冷蔵庫に入れるために、
あれこれと不可能を可能にする作戦をフクザツに考えがちな傾向に対して、
(ゾウが冷蔵庫に入るかどうかなんて一切考えずに)
「入れるためだけの手順」というのなら、開ける→入れる→閉める、だろう?
という考えです。

 

これに続く第二問もあって、「それではキリンを入れるためにはどうするか?」
というものですが、同様に考えて、開ける→入れる→閉める、では不正解!
検索すると、どうやら元ネタは動物の順番が逆で、
"キリンが先→ゾウがあと"のようですが、
正解はこちらの方のブログでどうぞ!

 

そうね、ついつい人は、それが可能かどうかを真っ先に考えがちですが、
そこを度外視して単純に考えたほうがうまくいく場合もあるわけです。
自分の不可能は人の不可能じゃないし、自分の困難は人の困難じゃないし、
自分の達成は人の達成じゃないし、自分の満足は人の満足じゃないってこと。

 

なので、シンプルに考えて、
たとえ自分が、(まさか)と思うような事でも、
質問に変えて投げかけてみたら、
意外な回答や真実のあぶり出しがあって、
より有効に機能するコーチングになるのかもしれませんね。

 

コーチング上の私の課題。→多重起動のスイッチを入れない事。
うん、これかな。シンプルに、シンプルに!ですね。

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う~ん、なるほどね。
言っていることはよく分かります。
同様のことはありがちですね。経験が多いとなおさらに。
そこを突き抜けないとダメなわけですね。
場数も必要ですね。
私も、やっぱりコーチングは深いなぁと感じた一日でした。
それと自分のコーチングの未熟さも。

あんこさん、コメントをありがとうございます。
>経験が多いとなおさらに。
  
  そうなんですよね。経験上確信があることであればあるほど、
  逆にクライアントに対してニュートラルかつシンプルになれないんだな、と、
  今回すごく思いました。
昨日、野津コーチもおっしゃっていたように、
自転車の練習のように、失敗も含めて、
場数を踏んでいきたいですよね!
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