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特定のコンビニが嫌いな母

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今は性格ではなくもっと根本的に、
生まれつきの(変えようのない)資質の差が、
元々の原因と思っているので、
ほとんど気にならなくなりましたが、
うちの母と私は、同じものを見ていても、
[つかむ]ところが違うので、
自分を基準に考えてしまうと、
「え?」と思う事がよくあります。

 

この母と一緒に居るお陰で、
人の感覚の違いや価値判断の差を、
私は折に触れて考えさせられ、
なるほどと感じたり、そういうこともあるんだと思ったり、
最近はとても発見の多い日々なのです。

 

なので、母と会話しているとネタに尽きることがなく、
ここでもつい色々と書いてしまうのですが、
最近おもしろいなぁと思ったことは、
うちの母が、とあるローソンをお気に召さないとわかったこと。

 

しかもその原因は、どうやら広々とした駐車場にあるらしいのです。

 

実は先日、家族で買い物をした帰りに、
自宅近くのローソンに寄ったのですが、
家を出たのが夕方だったので、
帰りにはすでに日が暮れて、あたりはすっかり夜の景色。

 

そんなときに車をローソンの駐車場に入れたら、
母が、「ずいぶん寂しいローソンね。」と言うんですよね。

 

私と夫は、コンビニはどこも一様に同じで、
寂しいとか寂しくないとか、そんな風には考えた事もありません。
(気持ちはいつも、目的の商品にまっしぐら!)

 

例えば中に入って、品物の在庫や陳列のアイテムが少なかったり、
お客さんが誰もいなければそう感じるかもしれませんが、
車が市道から敷地に入った瞬間にそう言うので、
(店舗が奥まっているため中まではその場所からはよく見えない)
母は私達とは違うところを見ているんですよね。

 

車は多いし、出入りもあるし、どこが"寂しい"んだろう

 

なので思わず「え、寂しいってどこが?」と問いかけると、
「駐車場が暗くて寂しい」って言うんです。

 

ふ~ん。。。
でも野球場じゃあるまいし、
普通のお店なら、敷地がそれなりに広ければ、
灯りがよく届かない部分も当然あるので、
「これって、別に当たり前なんじゃないかなぁ」と思って、
そのときは終わりました。

 

ところが先日、昼間に同じローソンに、
母と二人で立ち寄ったところ、
またまた、ブツブツ言うんですよね(笑)
「なんでこんな端っこに車を止めるの?」
(はは~ん、そもそもここに寄るのが嫌なのかな(笑)?)

 

たまたま店に近い場所が埋まっていたので、
店から少し離れたところに止めざるを得なかったのですが、
うちの母、そういうところは全然見ないで、
気分で言っているような感じです^^

 

それで、
「店のすぐ前はどこにも空きがなかったけど、それ、ちゃんと見た?」
と聞いたところ、「見てない」って、あのさ~って感じですよね。
でも確か、これ以外にも、ここに来ると母が文句を言う事が、
他にも何回かあった気がするんです。

 

コーチングやDiSCを勉強する前の私だったら、
来るたび毎度の母の文句にカチンと来て、
妙な口げんかになったかもしれませんが、
今はやはり、「人は違う」というところがわかるので、
たぶんここに来ると、彼女を不安にさせる何かが、
あるんだろうなぁ…と思います。

 

そこでちょっと聞いてみました。

 

「お母さんって、もしかして、ここのローソン嫌い?」

 

「え?そんなことは全然ないけど、どうして?」

 

「だって、ここに来るとひとこと、
必ず文句が出るような気がする(笑)
店が寂しいとか、車を止める場所がよくない、とか…」

 

※コーチングでは、感じたままを相手に返す事を、
フィードバックと言いますが、感情や要望を交えずに
事実を感じたままに、タイムリーに伝えるのが基本です。
思えばこれもフィードバックのひとつだったかもしれませんね。

 

「あら、考えてみればそうだわね。うん、そうかもね。
なんかね、広いのが気になって、
どうしてここはこんなに広いんだろう?と、いつも思うんだよね。」

 

うーん、個人的にはそれだけじゃないと思います。
なぜなら、ここ以上に駐車場が広いセブンイレブンでは、
母は決してそのように言わないからです。

 

私、思うんですけど、
(そしてこれは、コーチングやDiSCからは離れてしまいますが)
きっとこのローソンの敷地の何かの有り様が、
母が例えば小さい頃、悲しかったり嫌な思い出がある場所と、
似ているんじゃないかと思うんですよね。
自分では気がついていないだけで。

 

人はショックを受けたり、心が傷ついたときの思い出を、
その時の色や臭いや音や風景とセットで記憶して、
ときにはそのままふたをして、鍵を掛けてしまう事もあるそうです。
そしてその中のどれかひとつが再現されると、
理屈では説明のできない"嫌な感じ"だけがよみがえってきて、
人を不安な気持ちにさせてしまうことがあるそうです。

 

これは、あくまでも自分の単なる憶測でしかありませんが、
そういうことも、大人になってからの好き嫌いや、
好感と嫌悪の無意識の判断材料になっているらしいので、
「変だよ?」「おかしいんじゃない?」と、
一概に決めつけてしまっでもよくないんですよね。

 

だって、「ここに来ると、なぜかいい感じがしない」というのは、
偽りのない母の事実なんですものね。
そして、その人がたどってきた道もまた、
その後の様々な好き嫌い(価値観)に、
影響を及ぼす事もあるわけです。

 

「なんでこんなに広い駐車場にするのかしらね。
無駄な感じがして、気になるんだわね、きっと。」

 

「トラックとか、大型車にも来て欲しいんじゃない?」

 

「あぁ、そうだね。そうだよね。」

 

母はそう言って笑いました。
私もそれについては何も言わず、
そのあとは、雑談に花を咲かせながら、家に帰りました。

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人材育成コンサルタント、プロコーチ、研修・講演講師 笹崎久美子の外部ブログ。
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