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袋原の女

 

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その昔、私の最寄り駅であるJR南仙台駅は、
「仙台の中国」と言われていました。

 

それは通勤・通学の自転車の数がすさまじく、
朝はまるで、かつてTVで見た中国のように、
自転車!自転車!自転車!
老いも若きも自転車!何はなくても自転車!
この世には自転車しか移動手段などないのだ!
みたいな雰囲気の混雑する風景が毎日見られたからです(笑)

 

当時の若者達が大人になって(つまりワタクシ達)、
今は、自転車が車にとって代わりました。

 

私の住む仙台市太白区袋原地区は、
中心部まで約7~8キロ、と、
泉区の各住宅地よりは、距離的にはるかに町に近いのですが、
昔から交通の便が悪くて、
誰も公共交通機関をあてにする気持ちがハナからありません。

 

もちろんバスは通っていますが、さほど本数が多くなく、
そもそもバス停まで遠い人が多いので、
私が高校生のときの地元のスタンダード交通手段は、
やはり自転車でした。

 

たとえ3キロ離れていても、4キロ離れていても、
雨が降ろうが風が吹こうが、
自転車で南仙台駅まで行ってJRで通うのです。

 

ですが今は「車」です。
袋原の女の移動手段は車です。

 

袋原の女は、極端なので、
かなりのところまで自転車で行きますが、
限度を超えるとあっさり車に切り替えます。
つまり袋原の女には、"中間"というものが存在しないのです。

 

基本的に袋原の女は、若さがなくなって体力が衰えてくると、
車で行けないところには行きたがりません。

 

なので袋原では、たとえPTAや子供会の集まりでも、
保護者は車で来ます。
というか、車で行けるところしか、会場に設定しません。
(袋原の自転車の皆さん、極論でごめんね(笑) でもホントです)

 

袋原の女は、「車で行ける」ところなら、
どんなに遠くてもあまり抵抗がありません。
なのでたとえローカルな婦人部の集まりでも、
隣の名取市のファミレスに集結したります。

 

袋原では、若者も交通機関を使う気持ちが全くありません。
なので高校生達は、10キロ離れた育英でも聖和でも、
フツーに自転車で通います。
(仙台市内なのに、先日行った登米の中学生といい勝負です)

 

昔はたいていの学校が市内中心部にあったため、
JRを利用する高校生が多かったのですが、
今は学校が各地区に点在しているため、
バスやJRを乗り換えて通うよりも、
自転車をこいで直接現地を目指したほうが、
早くて確実で時間も読めるのです。

 

だから昔よりも今の高校生のほうが、
かつて以上に自転車で長距離を移動するケースが増え、
結果として袋原の学生達は、
どこまでも自転車で行く文化になりました。
今ではそれが袋原の「当たり前」になっています。

 

袋原の女は、
仕事で中心部に通いたい気持ちもあまりありません。
町場の著名企業のオフィスよりも、
車で通える近隣の工場のほうが価値があったりします。

 

ゆえに、袋原の女は、結構道に詳しいので、
袋原の女同士の会話には、
たまに他の人が入ってこれなくなります。

 

「○○に行くには、××インターで降りる」
「下を行っても、時間は同じ」

 

こんな会話が、袋原の女同士ではよく交わされます。

 

ですが皆さん、怒らないでください。
袋原の女は、車で目的地に行くことしか頭にないので、
ついついそうなってしまうのです。

 

    *    *    *    *    *    *

 

なんでこんな事を書いたかというと、
コーチ仲間で私のご近所でもあるHITちゃん(袋原在住)から、
迷った末にやっぱり車で盛岡まで行った、とか、
一迫に行った帰りに栗原市役所に寄って来た、とか、
そんな話を抵抗もなく聞いている自分がいるし、
自分自身も、
今申し込んでいる二本松の勉強会には車で行こうか?とか、
そろそろETCをつけたほうがいいのか?とか、
そんなことをしょっちゅう考えているからです。

 

ところが、自分達がそうなので、
他の人も同じ感覚と思っていると、
それは大間違いであることに気が付いたりします。

 

袋原では、一家に複数台の車がある家が多いのですが、
私と同世代の人でも、街場に住んでいる人は、
車は原則ご主人専用の1台で、自分はあまり運転しません。

 

「人数分の車があるなんて、お金持ち」と言われますが、
NO!NO!それは違うね(笑)
袋原では、「車がないとやっていけない」「車がないと始まらない」
これが正解だと思います。

 

袋原は広さの割には仙台(特に北部)の皆さんに、
案外知られていないマイナーな地区です。

 

袋原は名取市と隣接しており、
息子達が中学生の時の合唱コンクールの会場は、
なんと”名取市”文化会館でした。
ですが、そこは学区から比較的近く、
袋原の住民にとっては縄張りの範囲内なので(笑)、
自転車で来た保護者もたくさんいました。

 

袋原は広義で言えば仙台市の中田地区に入ります。
同じ中田地区の、柳生(やなぎう)、西中田、東中田、四郎丸と共に、
そんな仙台南端の愛すべき近郊地区なのです。

 

※余談ですが、上記の地区は、
かつてすべて「仙台市立中田中学校」の学区でした。
どんだけ広い学区だったんだろう、と思いますよね。

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